かつらか植毛か、それが問題だ シェイクサピア

私は現在でこそ髪の毛がふさふさですが、若いころ円形脱毛症で直径20センチメートルにわたり、まるで原爆の爆心地みたいに禿げ上がってしまいました。
私は仕事のあるセクションのチーフをしていましたが、使っているタイピストとセクレタリー数名はすべて女性でした。
で、彼女たち、禿げかかっている私の頭のほうを見ては、なんだか含み笑いをするのです。
これは私にとっては、いじめ以外のなにものでもなかったのです。
辛かったですね。
育毛剤に費やしたお金が百万円ではすまなかったのですが、毛根が生きていたので自分の髪の毛を取り戻すことができました。
毛根が死滅している人は、かつらか植毛か二つの手段がとれますが、いったん植毛してしまえば手間いらずの植毛に軍配が上がると思います。
お値段はそれなりにお高いですが、それなりの価値は十分にあります。